Amazon prime video 鑑賞 批評 

バスカービル家の犬   ★☆☆☆☆
ネタバレ注意 魔犬を利用して人を殺したり、資産を守ろうとするが、名探偵にはお見通しだ。
20年前の乳児誘拐事件が、あっと驚く物語の真相だったが、……。
これは、おディーン様の魅力があまり発揮されていない映画だったから、星ひとつ評価。

GODZILLA ゴジラ』(原題: Godzilla)は、2014年のアメリカ合衆国の怪獣映画★★☆☆☆
ゴジラに寄生する巨大な虫が羽化して、暴れ回る。放射能を喰らい、電磁パルスで停電を起こし電子機器を一切使えなくする。そして雌雄で交尾し大量の卵を産もうとする。
何と恐ろしい想像だろうか。故に★2つ。
アメリカ映画は、軍人をヒーローとして描く。怪獣映画はこどもも観るので、最後はハッピーエンド。親子愛を感動的に描いていた。
ゴジラは悪者ではなく、この巨大な雌雄の虫と闘って人類を救う。日本の映画よりずっと単純だ。

 「シックスセンス」  ★★★☆☆
死んだ人が見えるというこども。こどもの言葉が信じられない大人たち。とくに、母親。母がこどもの言葉を聴いてもそれを否定してばかりいたら、こどもはどんなに辛いことだろう。
 おやこでさえ、コミュニケーションが取れなかったら。他人からは気味悪がられたり、排斥されたり、……。
 しかし、彼の能力をやっと母が認めてわかってくれる場面に、カタルシスを感じた。

 最後のどんでん返しを既に知っていても、面白かった。

 「サイレント・トーキョー」    ★☆☆☆☆
 もし、東京の観光地で爆発が起きたら、……群衆はどうなるか?
 平和について無関心になってしまった日本の若者を、もっと批判的に描くべきだった。また、総理が死傷者を出した渋谷ハチ公前広場の爆発事件に対して「テロリストとの交渉はしない」の一点張りで、犯人の要求である対談をしないことに、全く葛藤がないのも気になった。
 自分の主張のために大勢の一般人を人質を取るのは、決して許されないことだ。国家を相手に復讐を果たすという犯人側の言い分は、パニック映画のテーマでもあるが。
 ラストが良くない。