小さな写真展

自分の住んでいる街の写真展に参加。

自由参加なので、花鳥風月、人物、風景など、美しい作品が並べられた。

私たち家族は、野鳥と昆虫、不思議なキノコとベランダで育ったパイナップルの花の写真などを出品。

夫は、39年前の全日本選手権菅生サーキット大会の写真も「想い出の写真」として並べた。すると、なんと、ご近所のYさんが宮城光の疾走する姿を見て、「この人を僕知っています。友達。一緒に走っていたよ。」と言いました。今は、やや足を引きずって歩くYさん。「怪我でライダーは諦めたけど」

彼は、素敵な素敵な写真を出していた。星空、フクロウの赤ちゃん、熊野古道、仏像、………

なんて、優しい視点だろう。

彼は、恐らく悲しみを乗り越えたのだ。その分深い慈愛を持ったのではないか。

自分たちの写真を披露できた喜びのみならず優れた作品に巡り会えて、喜び倍増の小さな写真展だった。