8月7日、注文してあった眼鏡を受け取りに行った帰りに、夫とバスを待っていたら、奇妙な姿の男性がスタスタ歩いてきて、傍を通り過ぎて行った。
コスプレなのか？自撮りYouTuberなのかしらん。と、後ろ姿を見送るとGoogle mapという文字が書かれたタンクのような直方体のバッグを背負っていた。左右に4つだったかカメラのレンズが付いたヘルメットをかぶっていた
ああこれは！
実際に人が歩きながら、その街の道路周辺の様子を撮影しているのだと分かった。
彼は、駅構内の様子も撮影していた。ホームの端から橋を歩き、視界から消えた。
8月9日未明、ラジオ深夜便で森重明氏が広島で被爆死したアメリカ人捕虜のことを、遺族に伝えたことについて御苦労話をしていた。たまたま眠れずにダイヤルを合わせたのだが、感動が蘇った。
というのは、2019年夏に彼の講演会に夫婦で行ったからだ。小さな杖をついたお爺さんが、奥様に付き添われて東京郊外の街へ来て下さった。
その前年には、「ひろしま」という市民が参加して作った映画を夫婦で見た。
ロシアが、ウクライナに勝つために原爆を使用するぞ、と脅しをかけている。
今日は、長崎に原爆が落とされた日。2度と悲劇を繰り返してはならぬ。被爆者、ご遺族達は決して仕返しを望まない。
